ブース担当者レポート
魔術師たちによる8つのセッション
- 知的興奮あふれるセッション!
- 今年のブースのテーマは「魔術師たちの楽園」。科学によって実現される魔法の世界を色々な魔術師(研究者)の方々に語ってもらいました。マンガの研究、仮想と現実の境界を曖昧にする科学、気象サイエンス、未来のスポーツなど様々なセッションが披露されました。もちろんおなじみの「研究100連発」や「研究してみたマッドネス」も開催。連日大盛況の知的興奮が止まらないセッションとなりました。
今年も野生の研究者たちが集結!「研究してみたマッドネス」
- ユーザーによって選ばれた研究者たちの発表
- ユーザーによって選ばれた野生の研究者たちによる「研究してみたマッドネス」は今年も大盛況!ブースから溢れんばかりの方々が来場されていました。
料理しながらテクノ音楽を構築する発表や宇宙エレベータモデルの発表、誰でも神プレイできるシューティングの発表に胸の揺れに関する研究など様々な発表が行われました。また、今回は高校生の若い世代の野生の研究者も現れるなど、大盛り上がりのセッションになりました。
ゆきりんが見つめてくれる!
- 目を合わせてくれるロボットにみんな興味津々!
- ブースの入口にはロボットのゆきりんがウェディングドレスを来てお出迎え。近づくとこちらを見つめてくれるゆきりんに多くの人々が立ち止まって記念撮影をしていかれました。
研究者の方から直接話も聞ける「ポスター&デモ」展示
- 研究者がポスターやデモ形式で自由に発表
- ポスターやデモ形式で自由に発表できる「ポスター&デモ」の展示ブースでは連日多くの来場者の方がいらっしゃいました。直接研究者の方から話が聞けるということで、来場者の方は興味津々で耳を傾けていらっしゃいました。来場者の方は開場で配られていたコメントシールを好きなように貼ることができ、2日目終了時には非常に多くのコメントシールが貼られたポスターやデモが並んでいました。
色々な展示が並んだ「分科会展示」
「スマホで探せ!クマムシハント」ではスマホのカメラの上にのせるだけで使える超小型のスマホ顕微鏡「Leye」を使ってコケの中に潜むクマムシを観察することができる展示です。小さな世界を皆様夢中になって探していました。
「デジタルスポーツ」の展示ではバーベルを上げる姿をカメラで撮影、ディスプレイにはみなぎる力が視覚化されたようなエフェクトを付けた自分の姿が映し出され、ものすごく強くなった気分になれる展示がありました。開場にいらしていたお相撲さんも大喜びで参加されていました。
「本物っぽい」の展示には話題の「阿修羅骨格象」が!架空の存在であるはずの阿修羅のとてもリアルな骨格象を見ると、まるで本当に存在するかのような気持ちになります。
気象分科会には「竜巻発生装置」の展示が。親子連れの方も興味津々で竜巻ができる様子を見学していかれました。
Oculus Riftで未体験の世界を体験!!
「超会議ジャンプ」ではOculus Riftを付けてジャンプするだけで超会議の開場を幕張メッセの天井まで大ジャンプ!空を飛ぶ感覚を簡単に体験できました。多くの来場者の方が驚きの表情で体験していかれました。
「ミクと添い寝できるシステム」の展示ではその名の通りミクと添い寝できてしまいます!来場者の方も思わずニコニコ。
当日の生放送
ブース概要
「ニコニコ学会β」は、アカデミア、ビジネス、ユーザーの3領域を横断しながら、ユーザー参加型の研究の世界を共に作り上げる場として発足し、分野に縛られない多様な研究を紹介することで、知的興奮をお届けしてきました。今回のシンポジウムでは「魔術師たちの楽園」をテーマに最先端の科学によって実現される魔法の世界をお届けします。
●第1回ニコニコ学会βシンポジウム:2011年12月6日(火) @六本木ニコファーレ
出演:川上量生、猪子寿之、濱野智史、野尻抱介、五十嵐健夫、暦本純一ほか。累計視聴者数約12万人
●第2回ニコニコ学会βシンポジウム:2012年4月28日(土)、29日(日)@ニコニコ超会議
出演:金子勇、増井俊之、稲見昌彦、後藤真孝、土佐信道、八谷和彦ほか多数。累計視聴者数約8万人
●第3回ニコニコ学会βシンポジウム:2012年12月22日(土) @六本木ニコファーレ
出演:東浩紀、冨田勲、塚田浩二、栗原一貴、伊藤博之ほか多数。累計視聴者数 約6万人
●第4回ニコニコ学会βシンポジウム:2013年4月27日(土)、28日(日)@ニコニコ超会議2
出演:津村 耕佑、武田 英明、前野ウルド浩太郎、小林茂、岩佐琢磨ほか。累計視聴者数 約9万人
●第5回ニコニコ学会βシンポジウム:2013年12月21日(土)@六本木ニコファーレ
出演:堀江貴文、渋谷慶一郎、池上高志、稲見昌彦、宮下芳明、福地健太郎、飯沢耕太郎ほか多数
⇒第6回ニコニコ学会βシンポジウム:タイムテーブルはこちら!
企画一覧
「このマンガ研究がすごい!」広がるマンガの世界へようこそ
- 【ステージ企画】4/26 11:00〜12:00
- 「おまえは今まで読んだマンガの本数をおぼえているのか・・・?」
ま、覚えている人はそう多くはないでしょう。それくらい、日本ではマンガは子供から大人まで、誰にとっても身近な、自然な存在となっています。しかし、そんな「マンガ」という存在に「疑問」を持ち、研究しちゃう人たちもいるんです! でも、マンガを「研究」するって・・・いったいどんな事をしているの!?
このセッションでは、「マンガの広がり」というテーマを通じて、広大なマンガの世界、マンガ研究の世界の一端をご紹介します。
作品に宿る「本物っぽさ」の謎に迫る
- 【トークイベント】4/26 14:00〜15:00 【フロア企画】4/26、27の両日展示
- 実在(現存)しない世界を表現した作品の数々。本物なんて誰も見たことが無いのに、いかにも本物っぽく見えてしまうのは何故か。その「本物っぽさ」を支えているのは、様々な研究分野からもたらされる学術的知見の蓄積だった。
「タモリ倶楽部にも取り上げられた『空想地図』、日々進化を続ける空想都市を作り込むプロセスを大公開」、「綺麗なだけでは許されない『サイエンス・イラストレーション』の裏側」等に関して、作者を招いて議論を行うセッション。
第6回・研究100連発
- 【ステージ企画】4/26 15:00〜16:30
- あの大人気セッション「研究100連発」が第6回ニコニコ学会βでも行われます。研究100連発では、第一線の研究者5名に、自身の研究を1人20個、合計100個を限られた時間で連続して発表していただきます。過去から現在にいたるまでの多くの研究成果が連続して発表されることで、研究成果を俯瞰してみることができます。研究者の凄さや研究の大変さ、面白さも見えてくることでしょう。
くもくも劇場 ~気象サイエンスパフェ~
- 【ステージ企画】4/27 11:00〜12:00
- サイエンスパフェは、近場の喫茶店でパフェでも食べながら、知り合いの研究者に出来たてホヤホヤの実験・観測話を聞くような、そして最新故に、「まだ定説にはなってないけど俺はこう思う!」という研究者の熱量だけで突っ走るような、くもくも劇場 〜サイエンスパフェ〜はそんなセッションです。
今回のサイエンスパフェでは「絶叫の雲ドラマ」「雲粒ナイショ話」「雨雲の台所事情」「天気予報のウラ側」「地球外PM2.5」などをお届けする予定です。
※尚、各登壇者の研究の進展具合、イベント直近の気象現象によって、内容は変わることがあります。そんなところも惑星科学っぽいとお考え下さい。
デジタルスポーツ研究展示
- 【展示紹介】4/27 12:00〜13:00 【フロア企画】4/26、27の両日展示
- 慶應義塾大学で開催された第4回KMDフォーラムで好評を博した「超人オリンピック」に関する研究内容を展示予定。
第6回・研究してみたマッドネス
- 【ステージ企画】4/27 13:00〜14:30
- 世界各地に生息する野生の研究者の方々に、取り組んでいる研究を存分に発表していただく場です。発表時間は3分。その短い時間に熱い想いが凝縮された研究発表をお楽しみ下さい。
※詳細は下記URLをご覧ください。http://niconicogakkai.tumblr.com/post/79642470112/6
超人五輪2020
- 【ステージ企画】4/27 15:00〜16:00
- スポーツは、人間誕生とともに「運動」や「遊び」として始まり、近代オリンピック等で定義され世界中に広まりました。
学校では「教育」に取り入れられ、近年はテレビによって選手を世界的英雄にもしました。いつの時代にもスポーツはテクノロジーによって更新され、我々の生活に寄り添いながら発展しています。
今後発明される新しいスポーツは、「どのように」「誰」が作っていくのでしょうか? 社会はスポーツの何を「評価」するのでしょうか?
実際に「スポーツをつくってみた」研究者を迎えて、スポーツの未来を作る議論を始めたいと思います。
野生の研究者ポスター&デモ
- 【フロア企画】4/26,27の両日展示
- ポスターセッションとは、ボードなどに研究内容をまとめたポスターを貼って自由に見られるようにし、ポスターの前で発表者が説明をおこなう研究発表の形式です。ニコニコ学会βポスターセッションでは、ニコニコ超会議内に一人A0縦サイズまでは貼れるだけのスペースをご用意します。また、機材を持ち込んでデモを行うこともできます。前回は半数近くのポスター発表でデモが行われ、盛況となりました。特に評価の高いポスターはニコニコ学会βの壇上で表彰します。今回もご期待ください。
※詳細は下記URLをご覧ください。
http://niconicogakkai.tumblr.com/post/79642470112/6
NNG48マッドネス総選挙
- 【フロア企画】4/26、27の両日展示
- ニコニコ学会βの名物セッション「研究してみたマッドネス」では、前回までの全5回で、発表総数92もの野生の研究が登場しました。野生の研究者が熱意を込めた研究発表ですが、多くの方はニコニコ生放送を通じてしか見ていません。そこで、第6回ニコニコ学会βでは、過去の研究してみたマッドネスの研究発表の中から生で見たい野生の研究発表に投票していただき、上位7つを超会議会場の幕張メッセで展示します。
※詳細は下記URLをご覧ください。
http://niconicogakkai.tumblr.com/post/78129876867/nng48
COI-T・感性に基づく個別化循環型社会の創造
- 【フロア企画】4/26、27の両日展示
- ニコニコ学会βも連携機関として参画する「COI-T・感性に基づく個別化循環型社会の創造」に関する研究内容を展示予定です。
くもくも博物館
- 【フロア企画】4/26,27の両日展示
- 気象と人類の暮らしとの関わりは切っても切れない密接なもので、それこそアリストテレスの頃からの文献にも見られます。科学的に気象を知るという試みは、最近(17世紀頃)始まったものです。最初は、科学とも占いともつかなかったものが、如何にして科学になったのか。どのようにして大気や蒸気の振る舞いへの理解を深めていったのか。展示される昔ながらの測器、研究者の手作り測器から、その歴史を体感して頂ければ幸いです。また、気象研究者による実験展示も予定しています。
ニコニコ学会β宇宙研究会
- 【フロア企画】4/26、27の両日展示
- 宇宙に興味のある野生の研究者が集まり、野生の宇宙開発について議論する研究会です。第6回ニコニコ学会βでは、宇宙エレベーター昇降機を有志で開発している「チーム奥澤」と、プロジェクターを用いたデジタルな地球儀・惑星儀を制作している「Personal Cosmos」が展示を行います。
ニコニコ学会βデータ研究会
- 【フロア企画】4/26、27の両日展示
- 「面白いデータ」をテーマに「データ分析を始めたい人」、「面白い発表が好きな人」、「データ分析実務者」を対象とした、誰でも参加できる研究会です。野生の研究者によるデータ分析結果を元にポスター発表など行います。
菌放送局
- 【フロア企画】4/26、27の両日展示
- たぐいまれな多様性を誇り、プロ・アマ、文・理問わず、様々なジャンルにわたって人々の心を捉えて止まない存在、菌類。そんな菌類という生物の魅力をあらゆる側面から伝える研究会です。これまで、菌類研究者と行くエクストリームきのこ狩り、国立科学博物館筑波実験植物園「きのこ展」会場からの番組、普通じゃないきのこの写真展&きのこトーーク!、第5回ニコニコ学会βシンポジウム「菌放送局特番『きのこ会議』」を行ってきました。会場では、そういった放送ベースで伝えてきた菌類の魅力をより身近に感じられる展示を行います。
スマホで探せ!クマムシハント
- 【フロア企画】4/26、27の両日展示
- スマートフォンを顕微鏡に早変りさせる道具「Leye」を使って、クマムシを探そう!
各地のコケを持ち寄って、不思議な微生物「クマムシ」を探しつつ、身近な場所に潜む微生物達の世界を覗くワークショップを実施します。もしかして未発見の微生物が見つかるかもしれない…?