【温故知新2】ポケベルなつかしカンバセーション

  • Facebookでシェア
  • Twitterで投稿
「プリクラ」「ルーズソックス」「ポケベル」。90年代の女子高生はこれを三種の神器として崇めていたというのがもっぱらの噂。中でもポケベルは、「ベル」って電話の発明者みたいな呼び方をしていたらしい。90年代になるとポケベルに数字が表示できるようになり、「428」で「渋谷」、「1056194」で「今から行くよ」と、無理やりな語呂合わせで、公衆電話から外出中の愛する人へメッセージを送ったと記録されている。その後、プッシュホンをテンキーに見立て、数字2ケタでカナ1文字を送れるようにポケベルは進化した。早く愛する人にメッセージを伝えたいという願望は、数字と文字の対応を記憶させ、目にもとまらぬ早さでボタンを押すという能力を人に与えた。公衆電話からポケベルに文字を送って、ほろ苦い青春を思い起こしてみる?

機材協力:NTT東日本 千葉事業部