【超大移動】 昔の交換機と海底ケーブル中継機、幕張に来た結果・・・

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今まさにその歴史を閉じようとしている平成。
その平成のはじめ頃まで、電話交換に使われていたのがこの、クロスバ交換機と呼ばれる機械式交換機なんだ!

令和幕開け直前に、平成のおよそ30年間、武蔵野にあるNTT技術史料館地下に眠っていた研究用クロスバ交換機を展示することに成功したゾ!今回は、果てしなく続く海底ケーブルで、弱くなった信号をパワーアップさせる海底ケーブル信号中継器も一緒に連れ出した!超大移動、幕張に来たその雄姿をじっくりと目に焼き付けてネ!

~電話の歴史は手動交換に始まる。その当時、電話は交換手の手で1つ1つつないでいた。しかし、交換手に話を聞かれたくなかったA.B.ストロージャは、交換手がいなくても電話をつなげる方法を発明する。それが、機械による自動交換である。日本に初めて導入された機械式交換機は、派手な動きのステップ・バイ・ステップスイッチで電話をつなぐ。しかし、派手なスイッチの大きさが電話の普及に大きな課題となった。限られたビルの中で、多くの電話を収容するためには、より小さなスイッチを使う必要がある。情熱あふれる研究者たちが努力を積み重ね、小型で多数の電話を収容できるクロスバスイッチの開発に成功した。これは画期的な発明で、一気に電話の収容効率を上げることに成功し、その後の電話の普及に大きな弾みをつけた。~

機材協力:NTT技術史料館