超将棋 Supported by タカラレーベン
振り返りレポート
ニコニコ初の公式将棋生放送は2010年9月23日に実施され、昨年、満10年を迎えました。
「超将棋 Supported by タカラレーベン」では、ニコニコ将棋生放送10年を記念して、過去の人気生放送の再放送企画「あの名局をもう一度」、さらに初の試みとして「将棋ウォーズ」を舞台にユーザー大会「タカラレーベン杯 宝王戦」を実施しました。
「あの名局をもう一度」では、「第1回電王戦」や「リアル車将棋」、「獅子王戦」など、タイムシフト視聴できない番組を含む9番組を再放送しました。また、女流棋士の香川愛生さん、将棋大好き芸人の高橋茂雄さん(サバンナ)をお招きし、10年間の振り返りや再放送の見どころ紹介を行いました。大勢のみなさまと懐かしい場面の数々を振り返ることができました。この場を借りて感謝申し上げます。
「タカラレーベン杯 宝王戦」には9172名のみなさまが予選に参加してくださいました。
平成軍はHatake_Daikiさん、昭和軍はV12NUMAZUさんが見事に1位を獲得し、5月1日に行われた団体戦に出場なさいました。
団体戦はまずアマ代表同士が先鋒で対決。両者ともにアマチュア全国大会での実績豊富な強豪です。結果は、序盤に有利に立ったHatake_Daikiさんが勝利して、平成軍がまず1勝をあげました。
副将戦は平成軍の伊藤かりんさん(将棋親善大使)と昭和軍の岡本信彦さん(声優)の対決。実力差を考慮して、伊藤さんが「棋神」3個使用可能なハンデ戦でした。大熱戦となりましたが、随所に実戦的な手筋を放った岡本さんが勝利をおさめ、チームの勝敗の行方は最終戦に持ち越されました。
平成軍の高見泰地七段と昭和軍の村中秀史七段の大将戦は、対局前に村中七段が「高美濃囲い」(髙見の囲い)の採用をにおわせてけん制するなど、盤外の戦いも盛り上がりました。実況の藤森哲也五段、ゲストの岡本信彦さんのトークも絶好調で、視聴者のみなさまにお楽しみいただけたものと思います。最後は両者時間切れが迫る中、髙見七段が村中玉を寄せ切って勝利。団体戦は平成軍が勝利しました。
9日に渡ってご視聴、コメントいただいたみなさまありがとうございました。
また、4年連続で超将棋にご協賛いただいたタカラレーベン様にも御礼申し上げます。
今後も新企画、再放送など取り組んでまいります。また超会議でお会いしましょう!
タカラレーベン杯 宝王戦
ニコニコ初となるユーザー将棋大会を開催!
予選会場は将棋ウォーズ。予選上位2名は5月1日(土)に決勝戦を兼ねた団体戦に招待させていただきます。
予選期間:4月23日(金)正午〜4月30日(金)午前10時
決勝戦:5月1日(土) ドワンゴ本社歌舞伎座タワー(東京都中央区)
申込方法:将棋アプリ「将棋ウォーズ」にてお申し込みください。
参加費:無料
☆注意事項
・お申し込み時に「昭和軍」「平成軍」のどちらのチームに参加するかお選びください。
・チームは年齢などに限らず自由にご選択いただけます。
・各チームの成績上位1名は、5月1日にドワンゴ本社(東京都中央区)で開催する決勝戦(生放送あり。団体戦の先鋒戦を兼ねる。)にご参加いただきます。
・5月1日はドワンゴ本社までお越しください。ご来場に支障がある場合は、オンラインで対局にご参加ください。zoom、電話などで感想戦等、生放送へのご参加をお願いいたします。
・本社ご来場にかかる交通費、宿泊費等は自己負担をお願いいたします。
・成績上位者各1名には、予選終了後、メールでご連絡させていただきます。
・ご連絡がつかない場合、ご来場・オンライン対局ともにご都合がつかない場合、次点の方を繰り上げて代表とさせていただきます。
・緊急事態宣言の発令などに伴い、ご来場を制限させていただく場合がございます。
出演者
- 髙見泰地七段
- 村中秀史七段
- 藤森哲也五段
- 岡本信彦
- 伊藤かりん
ニコ生将棋10年記念~あの名局をもう一度~
過去の人気将棋番組を今回限りの再放送!
28日(水)には10年の歩みを振り返る特番も実施します。
出演者
- 高橋茂雄(サバンナ)
- 香川愛生女流四段
▼過去の関連番組